Q&A
よく聞かれることですが、信用金庫も銀行も企業や個人の大切な資金をお預かりする預金業務と、企業の発展や個人のライフプランを応援する融資業務が中心の金融機関であることに変わりありません。
しかし、組織的には、銀行が株式会社であるのに対し、信用金庫は会員制度による協同組織であるという大きな違いがあります。取引先も銀行が都市部の大企業を中心に、あくまで株主の利益を優先するのに対し、信用金庫は中小企業や地域の皆さんを対象に、「中小企業の発展」「住民生活の向上」「地域社会の繁栄」という3つのビジョンのもと、地域社会の利益を優先した経営を基本としています。
この経営理念の違いが、銀行とは異なる、私達の営業スタイルに結びついてくるのです。
お客様の大切な財産を扱う仕事ですから、仕事にミスは許されませんし、信用金庫職員としての高い責任感が求められます。お客様から信頼を受けて初めて、お金を預けていただけるわけですので、その信頼を得ることができるような行動も求められます。ですから、お金を扱うことに関しては堅いというイメージがあるのは当然のことです。
しかし私たちは、お客様との信頼関係をより強いものにするために、親しみやすさを大切にしています。金融機関は人と人との間柄を大切にします。特に信用金庫はFace To Faceをモットーにしていますので、営業店内でも、外出先でも、人を和ませるような暖かさを持った職員ばかりです。ぜひ、インターンシップや説明会に参加して働く職員の暖かさを実感してください。
営業エリアは、本店が所在する熊本市内を中心として、北は荒尾、山鹿、菊池地区から、南は八代・人吉地区に広がっています。現在の店舗数は24店舗ですが、そのうち15店舗は熊本市内に在ります。エリアを地図上で見ると、九州の熊本という、比較的地方でありながら、都市型の発展をしている熊本市を中心として店舗展開していますので、営業効率面からも、狭域高密度の信用金庫らしい営業展開を行っていけるのです。
自宅から通勤が可能なところです。熊本県内のみの営業展開ですので、転居を伴う転勤が原則なく、子供の転校等を考えずに家族と一緒に生活ができる環境にあります。社会に出れば転勤は世の常で、熊本県内に本社を置く企業でも、転居を伴う転勤は当たり前なことなのです。また、みなさんのように「就職」という生活環境が大きく変化する大切な時期に、親元である自宅から社会人としてのスタートがきれることは、精神的にも肉体的にも心強く、助けになると思います。
金融機関をとりまく環境の急激な変化に伴い、機械化、情報化の促進が求められています。当金庫ではインターネットバンキングや、スマートフォン用アプリ(口座開設、通帳レス)などを導入し、多様化するお客様のニーズに応えられるようなシステム投資を行ない、お客様が手軽にご利用頂けるようなサービスを実現させています。
職場でも、渉外担当者の営業支援システムにタブレット端末や電子サインを導入、全営業店の窓口にもバーコード収納サービスを導入するなど、業務のIT化を実施しています。
めぐり逢いパーティーの開催
人口減少問題は熊本においても軽視できない状況となっています。人口が減少するということは、地域経済の衰退を招き、熊本の成長に歯止めをかけかねません。地域金融機関として解決しなければならない課題と捉え、平成27年度からは男女の出会いの場を提供する「めぐり逢いパーティー」と称した婚活イベントを開催し、熊本の明るい未来のための活動を続けています。
学割サービスの取扱
当金庫に普通預金口座をお持ちの学生の方で、「学割サービス」を申し込みいただくと、他金融機関やコンビニ等、どこのATMを利用しても、手数料が月に3回までは即時キャッシュバックとなります。また、4回目以降も翌月10日(休日の場合は翌営業日)にまとめてキャッシュバックとなりますので、実質手数料は0円となります。さらに、卒業後も就職先の給与振込み口座に指定していただくと、引き続き1年間手数料無料のサービスを受けることができます。
Kidsしんきん教室の開催
高齢化社会が進む現代において、これからの日本の将来を担う若年層との取引の拡大は、当金庫においても課題の一つです。平成24年度から毎年夏休みに開催している小学生を対象とした金融勉強会「Kidsしんきん教室」では、信用金庫の業務、お金の大切さや仕組みについてクイズ形式で学び、親子での札勘体験、おこづかい帳の使い方、名刺交換等の企画もあり、社会人を疑似体験することもでき好評いただいています。
他にも、熊本城の復興支援や阿蘇の草原再生支援、災害復旧ボランティアへの派遣など、様々な地域貢献活動にも力を入れています。
- 謙虚で素直な姿勢で、学びや経験を吸収できる人
- 何事にも積極的に行動し努力する人
- 熊本を愛する人